2012/09/26

CAD (computer aided design) 図面作成ソフト
JWW (Jw_cad for Windows)

フリーのCADソフトであるjwwを使ってみる。CADは図面を描く(引く)ためのもので、建築や機械設計では必須のソフト。20年前は手で図面を引くことが多かったと思うが、一気にPC&CADを使う時代になったように思う。jwwは、かなり前からあるフリーのCADであるが、仕事のやりとりのこともあり、ようやく使ってみようかと思っている。

http://www.jwcad.net/

今まで10種類以上の2D-CAD、3D-CADを独学で使ってきているのだが、CADは個性的なものばかり。同じような結果を作り出したいにも関わらず、操作手順がバラバラなのだ。このjwwもかなりの癖があるように思えた。CADは1日でマスターというソフトではないので、気長に使っていくしかないと思う。自在に操れるようになるには、それなりの時間が必要だ。経験的には、数日でそこそこ使えるようにはなるが、細かな部分まで思い通りに扱えるようになるには数ヶ月というところだろうか。

jwwの印象

まずルックスだが、アイコンが少なく、ほとんどが日本語&漢字で書かれたボタンは、中国製?と思ってしまうインターフェイス。また言葉の意味も分からないことが多かったりするので、日本語だから分かりやすいかというと、そうでもなかったりする。DOS時代からあるソフトなので、やっぱりDOSっぽい古くさい印象は付きまとう。

独特な操作

マウスの左クリック、右クリック、両クリック(中クリック)の概念が通常のソフトと大きく違う。独自路線まっしぐらという印象。またドラッグすると時計状にメニューが出たりして、他では見かけない操作性にびっくりしたりもする。ボタンやメニューから選ぶよりも、少ない工数で直感的にコマンドにアクセスできるということらしいが、他のソフトと違いすぎる。レイヤーも独特な印象。グループに対してそれぞれのレイヤーが固定で用意されている。ソフトの概念を理解しないと先に進めないので、こういうもんだと納得するしかない。

動作がサクサク

とにかく軽くて軽快に動作する! これが一番評価している点。ダウンロードサイズが8MBで、インストールしたフォルダは15MB前後。起動に必要な本体周辺は10MB程度しかない。メモリは11MB前後しか食わない。多少大きなファイルを扱って、しばらく作業しても18MB程度だった。

ネット上のユーザー情報が多い

日本製でフリーなので、日本語情報があふれている。これは快適かも。細かな機能や使いこなしについては、これから参考にしていきたいと思う。有料の多くのCADはネット上に情報なんてほとんどないから、大きなメリットに感じる。

Windowsしかないのが残念

Linux版はないのね。windows専用なのでちょっと残念。ということで実はLibreCADも並行して使おうかと思っている。こっちはマルチプラットフォームで、世界的に使われているフリーのCAD。ただ軽快さではjwwが上。LibreCADは起動しただけでも40MB近くメモリを食う。しばらくは仕事のこともあってjwwメインの予定。

DXF出力

CADのDXF出力は完全ではない。仕様的な問題もあって、互換性が維持されていないので、相性で判断するしかない。個人的にこれからやりたいこととしては、jwwで作った図面をDXF経由でinkscapeに読み込んでsvgにして、web上のベクターデータとして扱いたいというもの。WEB上でプラグインなしで図面を公開できるので便利そう。jwwを少し使ってみた感じでは、フォントの問題が大きい。日本語フォントしか扱えないらしく、入出力で問題が発生する。いろいろやって問題が起きない方法を探すしかないようだ。

PDF出力

図面を渡す場合、問題なく見れるという意味でPDFに変換して渡すことが多い。相手が図面を見るだけならば互換性で問題の発生しやすいDXFなどよりも、PDFの方が確実だからだ。jwwは標準でPDF出力できないので、PDF作成ソフト(cubePDF)を介してPDFを作っている。

学習開始

使わない期間が長くなると忘れるので、blogにメモを残しておこうと思う。20代のころは半年後でも結構覚えていたのだが、最近は半年経つとかなり忘れてしまう・・・・ またjwwを解説しているページをいくつか拝見したところ、建築系が多いようだ。個人的に機械系の設計に使うので、機械図面の描き方も合わせて載せておこうと思う。

3年ほど使ってみて 160109

図形を描くだけなら悪くはないのだが、寸法を入れ始めると使い勝手が悪く、変更が生じたときには大変な作業になってしまう。今現在では設計業務は90%3Dを使っているので、Jwwの出番はほとんどなくなってしまった。また2Dに求められるのは過去の参考図面の閲覧だったりする。そうなると客先あら提供される2Dの参考図の多くはAutoCADだったりするので、Jwwで閲覧するのは現実的ではない。ということで最近フリーのDraftSightを試してみることにした。AutoCAD互換のCADなので、操作性も似ていて、何かとAutoCADを使うことが多い人にはいいかもしれない。とくにLinux版が用意されているところが素晴らしいがXPはサポート外。