小学生のギター練習 その記録 4週目
22日目
体でリズムが取れるようになるには時間がかかりそうだ。左足でビートを刻むのが難関。ギターと一緒にやると、足がギターのリズムにつられて、おかしくなる。でも、これができないと話にならないので、自然に出来るようになるまで気長に取り組むしかない。ということで、こんな方法を試してみる。「m」がメトロノームの音で、4分を刻む。同時に足でも刻む。ギターで弾くのは頭だけなので、足に集中することができる。2つ目は頭を弾かずに、2、3、4拍を弾く。頭のメトロノームの音がちゃんと聞こえるので、見失いにくい。やらせてみると、はじめは合っていたけど徐々にズレてしまった。安定して弾けるようになるには数ヶ月かかるかな。この手の練習は苦痛のようなので、ほどほどでおしまい。
それにしてもメトロノームがしょぼいかも。古いSEIKO DM-20を使っているが、ギターが鳴ると、かき消されて聴こえない・・・ 小音量で弾けば聴こえるのだが、そういうコントロールは、まだできないし。
23日目
Fが鳴るようになってきた。瞬時には押さえられないけど、それも時間の問題だろう。今日もリズムの練習を繰り返す。この数日はあまり上達を実感できないので面白みがないようだ。曲もやってみる。ビートルズの「Yellow Submarine」とか「A Hard Day's Night」を弾いてみるが、全体を通して一定のリズムで弾くことはまだできない。バレーコードのところでどうしても止まってしまう。そこで同じくビートルズの「Let It Be」を5capoでFなしで弾くことにした。コードの数も少ないし、比較的簡単なのだが、それでも数日はかかりそうだ。24日目
コード進行をいろいろ弾いて行く練習だが、あまり上達せず停滞気味。やっぱり練習量が少ないわ。1日30分では、やらないよりマシ程度の練習時間。準備体操程度で終わってしまう感じ。毎日2時間ぐらい練習と呼べる練習をすれば、1ヶ月で、かなり上達するはずだが、このペースだと、そこそこ弾けるまで半年ぐらいかかりそうかも。25日目
具体的な曲の練習。ビートルズとかスピッツとか。リズムがちゃんと取れていないが、これは気長にやって行くしかないだろう。体を使ってリズムを出すには、少なくとも数ヶ月は必要だと思う。今日はメロディとコードの関係について説明してみた。今までちゃんと取り組んだこともないのだが、改めてやってみると、いろいろ発見はある。メロディーは基本的に元となるスケール(メジャーであればアイオニアン)があって、その時々のコードに応じて、コードトーンを中心に構成されている。でもビートルズはメロが難しいかもしれない。コーラスも単純ではなく、コードトーンにない音が結構入っているし、コードも楽器ごとに違う扱いをしていたりして、奥深さを感じた。こういう説明をギターでやるのは大変だわ。メロは歌った方が早い。
26日目
ひたすら曲のコードを弾き続ける練習。といっても5,6回ぐらい。集中力はこれぐらいしか持たないようだ。それでも、少しずつよくなっている。簡単な「Yellow Submarine」は歌いながら弾くこともやってみる。ギターに余裕がないので、まだ厳しいなぁ。練習の後にビートルズの「rooftop concert」をYouTubeで見る。息子にとってビートルズはCDでよく聴いていたのだが、動くビートルズは初めて。それなりに食い入るように見ていたのが印象的。