Audacity built-in effects
基礎的なDelayを作ってみる
今回作ったディレイの内容は下のブロック図と同等。以前LADSPAで作ったディレイとほとんど同じ。ただDryはボリュームではなくチェックボタンによるON/OFFだけにした。またアルゴリズムは新たに考えて実装してみた。簡単なディレイではあるが、いろいろな考え方で作ることができるので、頭の体操にはよいと思う。試しに子供にもアルゴリズムを考えさせたら、数分で書き上げてしまった。今回載せているプログラム内容とは違うが、なかなか素晴らしいアルゴリズムだった。
このディレイはディレイタップ長のリングバッファを使ったオーソドックスなもの。ちなみにAudacityのEchoというエフェクトを覗いてみたが、随分と考え方が違うと思えたよ。人の真似をするのは面白くないので、今後もアルゴリズムはすべてオリジナルにしたい。
インターフェイスはシンプルで、数値を入力するタイプ。DecayはdBにした。Audacityの多くのエフェクトはリニア単位でどうも使いにくい。一般的にはdBだと思うのだが。
下は適用例。上段がオリジナルで下段がディレイを適用したもの。
ディレイの考え方はいろいろ。個人的にフィードバックは数ではなく、無限に繰り返すものとしたい。AudacityのNyquistは数指定が基本のようだ。これには違和感を感じる。また標準エフェクトのEchoはDecayとfeedbackが一緒に扱われてしまっている。あとDryをOFFにできないものも多い。以前Javaで作ったディレイは、欲しい機能を吟味したもの。今回も同じ内容で作ろうかと思って中見たら、複雑だったので断念。もう少しAudacityの仕様について学習が必要だわ。慣れてきたら、ステレオ対応やら、HPF、LPFを追加して実用的にしようと思う。
GUIはよく分かっていないので、ソースには余計なものが入ってます。
Audacity 関係の記事
このディレイはディレイタップ長のリングバッファを使ったオーソドックスなもの。ちなみにAudacityのEchoというエフェクトを覗いてみたが、随分と考え方が違うと思えたよ。人の真似をするのは面白くないので、今後もアルゴリズムはすべてオリジナルにしたい。
インターフェイスはシンプルで、数値を入力するタイプ。DecayはdBにした。Audacityの多くのエフェクトはリニア単位でどうも使いにくい。一般的にはdBだと思うのだが。
下は適用例。上段がオリジナルで下段がディレイを適用したもの。
ディレイの考え方はいろいろ。個人的にフィードバックは数ではなく、無限に繰り返すものとしたい。AudacityのNyquistは数指定が基本のようだ。これには違和感を感じる。また標準エフェクトのEchoはDecayとfeedbackが一緒に扱われてしまっている。あとDryをOFFにできないものも多い。以前Javaで作ったディレイは、欲しい機能を吟味したもの。今回も同じ内容で作ろうかと思って中見たら、複雑だったので断念。もう少しAudacityの仕様について学習が必要だわ。慣れてきたら、ステレオ対応やら、HPF、LPFを追加して実用的にしようと思う。
|
GUIはよく分かっていないので、ソースには余計なものが入ってます。
|
Audacity 関係の記事