ギターで五線譜
C/Amキー(固定ド)で楽譜と一致させる

楽譜とギターのドレミのマッチングのために、C/Amキー(固定ド)でダイアトニックスケール内の各音程をなぞってみる。

アコースティックギターの音域を確認

国際式の音階で指板を色分けすると下記のようになる。オクターブ関係や異弦同音が指板上のどこにあるかを把握しておく必要がある。使用するのは無理なく弾ける15フレットまで。




異弦同音を確認

ギターは異弦同音があるので、瞬時に複数のポジションをイメージする必要がある。下譜の番号は弦。
異弦同音が存在しない低い音から。E2,F2,G2


つづいて異弦同音が2個存在する低い音。A2,B2,C3


最も多く異弦同音が存在する音。3から4個ある。D3〜A4


異弦同音が2個存在する高い音。B4,C5,D5


異弦同音が存在しない高い音。E5,F5,G5



8度の関係

オクターブ違いの同音。 3オクターブ以内なので各音3〜4個。下の譜は低い音順に、Eのオクターブ関係、Fのオクターブ関係という具合にDまでの7音をギターの音域の中で示したもの。最高音をG5とした場合、E,F,G 以外は3音しかない。パターンは音の数と同じで7個。



2度の関係

いわゆるすスケール。普通のCDEFGABで、一番低いE2から一番高いG5まで。昇り降りすると練習になる。パターンは1個。



3度の関係

何かと重要な音程。CEGBDFAC(逆CAFDBGEC)さらっと言えるぐらいにしておくと便利。基本的なコードトーンになるので重要。下譜は音符が線上のときと、線間にあるときで、ギターの音域目一杯に並べた状態。パターンは2個になる。



4度の関係

コード進行において重要な進行。これもBEADGCFB(逆BFCGDAEB)という感じで覚えておくと便利。ダイアトニック・スケール内の4度なので、FとBの間は増4度で、他は完全4度。パターンは3個。



5度の関係

音の並びは4度の逆。パターンは4個。



6度の関係

音の並びは3度の逆。パターンは5個。



7度の関係

音の並びは2度の逆。パタンは6個。