メモリオーディオ
Trancsend MP3プレーヤー MP350 8GB
MP3プレーヤーのMP350を買ってみた。
同じシリーズのMP300も持っているのだが、フォルダの管理が出来なかったり、ディスプレイがなかったりして、曲数が増えてくると使いにくくなってしまう。
ということで、これらを解決した安いモデルを探してみたのだが、安価で安心できるモデルはトランセンドぐらいしかなかった。
このMP350は発売されてから徐々に値段が下がっているのだが、今回送料込みで3000円を切る価格で入手。この下の機種のMP330でもよかったのだけど、なぜかMP350の方が安かったので、こっちを買ってしまった。 また本体に大きなクリップが付いている点も気に入ったところ。
カラー ブルー
サイズ 67 x 26.5 x 11.7mm (クリップを除く)
67 x 26.5 x 18.3mm (クリップを含む)
重量 22g
ディスプレイ 1インチ白色テキスト表示の有機ELディスプレイ
解像度 128x32
音楽フォーマット MP3、WMA
録音フォーマット IMA_ADPCM (WAV)
FMラジオ機能 世界 - 87.5~108MHz
日本 - 76~90MHz
端子 Micro-B USB 2.0
再生可能時間* 音楽連続再生時間: 16時間(フル充電時)
最大録音時間: 20時間(録音品質が低の場合)
バッテリー リチウムポリマー
認証 CE、FCC、BSMI
圧縮率 32Kbps~320Kbps
S/N比 ≥ 90dB
保証 2年
パッケージ内容 MP350、イヤホン、ネックストラップ、USBケーブル
パッケージは本体の大きさからすると、やや大きめとも言える。
パッケージ裏
同梱物。USBケーブルとストラップ。その他はマニュアルなど。
付属インナーフォンは使うつもりはない。
側面にヘッドフォン端子、マイク、前へ次へボタン、オプションボタン。
この位置にヘッドフォン端子があるのは、違和感を感じるが、使ってみるとそれほど悪くない。
またボタンは硬めで、設定やファイル検索のときなど何回も押しまくるときは指先が痛くなる。ネットでの評判もあまりよくはないのだが、誤操作を防ぐという意味では悪くはない。ポケットの中で、いつのまにか押されてしまうようなことはないと思う。
反対側の側面は音量ボタン、ロックボタン、USB端子。ボタンが硬いから、ロックでわざわざ誤操作を防ぐこともなさそう。
USB端子のキャップ構造はよくあるもの。
リセットボタンがある。長押しでリセットするようだが、どういう状態になるのかな? マニュアルには具体的な説明がない。
防滴構造を実現するため、ボタンとケースは一体構造になっている。この手の構造で心配なのは経年劣化。個人的には防滴でなくてもいいから、耐久性のある構造が好き。
かなりガバッと開く。
光っていない部分は真っ黒。とてもシャープな印象だが、寿命はやはり短いかな? 段々とドットがバラバラに劣化して暗くなると思われる。
ディスプレイに表示される情報は、意外としっかりしたもの。曲全体の時間と、現在再生している時間の表示がされる。タイトルなどはスクロールで表示される。その他も見たい情報がしっかり表示されている。他のプレーヤーよりも優秀だと思えた。 表示はすばらしいのに、何で操作性はひどいんだ?
再生ボタンは硬くない。
付属USBケーブルは30cmほど。ケーブルの癖は結構強くて、真直ぐになりにくい。
Micro-Bコネクタ。MP300はmini-Bだったけど、より新しい規格で信頼性のあるものに変更されている。抜き差し1万回と2倍の耐久性があり、より薄型で現代的。
USB端子 Micro-B キャップがあるのは歓迎。MP300はキャップがなく、ホコリがたまりやすく、接触不良などトラブルが起きやすいので気を使う。
またフォルダ内の曲を全部再生したら、そこでストップするモード(Normal in Folder フォルダ再生)もあるので、それを使うことにした。電源オフを忘れてもバッテリー消耗を防ぐのが目的。説明書は間違っているけど。
同じような理由で、操作しないと自動的にオフになる「自動パワーオフ」があるので、それも設定、15/30/60分の設定が可能。似たような機能で「スリープタイマー」もあるが、これは設定してから一定時間で電源オフになるモード。
また買ってから知ったのだが、受信しているFMラジオも録音できるのね。これにはびっくり。
このMP350は発売されてから徐々に値段が下がっているのだが、今回送料込みで3000円を切る価格で入手。この下の機種のMP330でもよかったのだけど、なぜかMP350の方が安かったので、こっちを買ってしまった。 また本体に大きなクリップが付いている点も気に入ったところ。
Trancsend MP350仕様
実売価格3500円程度(2015年4月 amazon)カラー ブルー
サイズ 67 x 26.5 x 11.7mm (クリップを除く)
67 x 26.5 x 18.3mm (クリップを含む)
重量 22g
ディスプレイ 1インチ白色テキスト表示の有機ELディスプレイ
解像度 128x32
音楽フォーマット MP3、WMA
録音フォーマット IMA_ADPCM (WAV)
FMラジオ機能 世界 - 87.5~108MHz
日本 - 76~90MHz
端子 Micro-B USB 2.0
再生可能時間* 音楽連続再生時間: 16時間(フル充電時)
最大録音時間: 20時間(録音品質が低の場合)
バッテリー リチウムポリマー
認証 CE、FCC、BSMI
圧縮率 32Kbps~320Kbps
S/N比 ≥ 90dB
保証 2年
パッケージ内容 MP350、イヤホン、ネックストラップ、USBケーブル
パッケージは本体の大きさからすると、やや大きめとも言える。
パッケージ裏
同梱物。USBケーブルとストラップ。その他はマニュアルなど。
付属インナーフォンは使うつもりはない。
外観
表面は光沢のある素材で、側面裏面はラバー素材。側面にヘッドフォン端子、マイク、前へ次へボタン、オプションボタン。
この位置にヘッドフォン端子があるのは、違和感を感じるが、使ってみるとそれほど悪くない。
またボタンは硬めで、設定やファイル検索のときなど何回も押しまくるときは指先が痛くなる。ネットでの評判もあまりよくはないのだが、誤操作を防ぐという意味では悪くはない。ポケットの中で、いつのまにか押されてしまうようなことはないと思う。
反対側の側面は音量ボタン、ロックボタン、USB端子。ボタンが硬いから、ロックでわざわざ誤操作を防ぐこともなさそう。
USB端子のキャップ構造はよくあるもの。
リセットボタンがある。長押しでリセットするようだが、どういう状態になるのかな? マニュアルには具体的な説明がない。
耐衝撃性&防滴
MP350はアウトドアを意識したコンセプト。突然の雨や、多少濡れた手で操作しても大丈夫という感じ。ラフに扱えるよさはある。この手の製品は落としたりすることもあるので耐衝撃性も歓迎。防滴構造を実現するため、ボタンとケースは一体構造になっている。この手の構造で心配なのは経年劣化。個人的には防滴でなくてもいいから、耐久性のある構造が好き。
クリップ
裏面には大きなクリップがあり、かなり厚いものもはさむことが可能。 これがあると歩き回るときの使い勝手が向上する。強度的にはちょっと不安もあるので、気をつけた方がよさそうだが。かなりガバッと開く。
有機ELディスプレイ
液晶のようにバックライトではなく、有機ELは文字が白色に発光するのでキレイ。光っていない部分は真っ黒。とてもシャープな印象だが、寿命はやはり短いかな? 段々とドットがバラバラに劣化して暗くなると思われる。
ディスプレイに表示される情報は、意外としっかりしたもの。曲全体の時間と、現在再生している時間の表示がされる。タイトルなどはスクロールで表示される。その他も見たい情報がしっかり表示されている。他のプレーヤーよりも優秀だと思えた。 表示はすばらしいのに、何で操作性はひどいんだ?
再生ボタンは硬くない。
USBケーブル(Micro-B)で接続
理想的にはウォークマン NW-E044みたいにUSB-Aコネクタが本体にあると、PCに直挿しできて便利なのだが、MP350は汎用ケーブル(Micro-B)で接続するので、大きな問題はない。付属USBケーブルは30cmほど。ケーブルの癖は結構強くて、真直ぐになりにくい。
Micro-Bコネクタ。MP300はmini-Bだったけど、より新しい規格で信頼性のあるものに変更されている。抜き差し1万回と2倍の耐久性があり、より薄型で現代的。
USB端子 Micro-B キャップがあるのは歓迎。MP300はキャップがなく、ホコリがたまりやすく、接触不良などトラブルが起きやすいので気を使う。
使ってみてる
この高機能なMP350を知り尽くすつもりはない。使う部分だけ理解できればいいので、楽曲の転送や一部設定などを試してみる。WAVフォーマットのサンプル曲が2曲入っている
wavフォーマットで48MB、29MBのテクノ調の曲が入っていた。それほど好みではないので削除。フォーマットをMP3にしなかったのは、少しでもよい音という印象にするためだろう。そこでちょっと疑問が出てしまう。スペック的にはMP3とWMAしか対応していないような書き方がされているのに、WAVはOKなの? 実際やってみると普通の44100Hz、16bitのwavは再生可能だった。なぜ、それをスペックに書かないのだろうか? 謎だ。マニュアルはひどい
マニュアル(PDF)は、はっきり言って出来が悪い。文章が分かりにくいし、記述も何箇所か間違っていた。 この機種は少ないボタンであれもこれもやるので、同じボタンでも通常押しと長押しがある。とにかく操作がややこしい。直感的には無理なのでマニュアルに頼ることになるのだが、このマニュアルでは、分からない人が続出するのではないだろうか。専用ソフト不要
購入ポイントとして大きいのはLinuxで曲を管理できるところ。USBケーブルでPCと接続すればWindowsでもLinuxでもMacでも普通のリムーバブルディスクとして認識する。そこに適当にフォルダを作ってファイルのドラッグ&ドロップで転送できる手軽さはやっぱりうれしい。再生中にディスプレイを確認したいとき
省電力にするために、ディスプレイは一定時間で真っ暗になるように設定してある。途中で曲情報などを見たいときがあるが、MP350では再生ボタンを押すと確認できる。一時停止するには2回押す必要があるが、個人的には悪くない方法だと思う。ファームウェアを1.11へバージョンアップしてみた
トランセンドのホームページから説明書PDFとファームウェアのインストーラーをダウンロード。説明書に沿ってインストールしてみた。電源OFF状態にしてから、「次ボタン」を押しながらUSBケーブルを挿すという独特な手続きでファームウェアを入れることができた。バージョン | 日付 | 更新内容 |
1.02 | 2013.8.8 |
1. 言語オプションに韓国語を追加 2. 体重情報の設定単位にポンドを追加 3. フィットネスモードの目標設定メニューにリセット機能を追加 |
1.03 | 2013.9.24 |
1. EQ SRS モードを削除 2. ファイル検索設定を修正 3. 音楽機能の安定性を修正 4. 歌詞表示の安定性を修正 |
1.05 | 2014.3.19 |
1. 再生品質を改善 2. EU の規制に合うよう音量調節を修正 |
1.08 | 2014.6.12 |
1. 音楽機能の安定性を修正 |
1.11 | 2014.11.20 |
1. 再生メニューに All Music を追加 2. 音楽機能の安定性を修正 |
フォルダで管理
プレイリストというのもあるが、個人的にはもっともシンプルな方法に思えたフォルダで管理することにした。適当な名前のフォルダを作って、そこにMP3ファイルをガンガン入れていくだけ。本体でファイル検索することでフォルダを指定して再生できる。 「オプションボタン」を押して「次/戻るボタン」で検索する。やや混乱しやすい操作だが、慣れればそれほどストレスはないかな。またフォルダ内の曲を全部再生したら、そこでストップするモード(Normal in Folder フォルダ再生)もあるので、それを使うことにした。電源オフを忘れてもバッテリー消耗を防ぐのが目的。説明書は間違っているけど。
同じような理由で、操作しないと自動的にオフになる「自動パワーオフ」があるので、それも設定、15/30/60分の設定が可能。似たような機能で「スリープタイマー」もあるが、これは設定してから一定時間で電源オフになるモード。
電源を入れてから再生までしばらく待たされる
トランセンドは起動がやっぱり遅い。MP300は10秒ぐらいだが、MP350は4回「再生ボタン」を押さないと曲再生まで辿り着かない。時間的も10秒はかかると思う。手続きは多目だが、高機能だから仕方ない? いや、SONYのウォークマンは1回押すだけで瞬時に再生するなぁ。早送り巻戻しでは音が出ない
あまり使わないから気にならないが、これを頻繁に使う人はかなり使いにくいと思われる。本当は飛び飛びでいいから再生してもらいたい。FMラジオ
ほとんど使わないだろうけど、何か災害があったりすると必須なので、ラジオがあるというのは悪くない。初期設定では国内のラジオは聞けないので、日本のモードにする必要がある。クリアに受信できて、音も悪くないね。録音モード
ボイスレコーダー的なことは可能。フォーマットは「IMA ADPCM」という聞きなれない圧縮WAV形式。録音品質はLow/Medium/Highが選べる。Highは32000Hz、16bitのモノラルのようだが、音は割れやすく、音質も悪く、ノイズもある。何を言っているかぐらいのチェックはできるが、ギターを録音しようとかは思わない。また買ってから知ったのだが、受信しているFMラジオも録音できるのね。これにはびっくり。