ベース + キーボード練習 2017年 1回目

1年放置のベースと2年放置しているキーボードを練習してみる。放置しすぎて、ほぼ忘れていた。 メインのギターもこの数年まともに弾いていないので、停滞どころか後退している。継続は力なりと言うが、逆に継続しなければ、すべて無駄になるようだ。 ということで楽器練習を再開してみる。久しぶりに弾くと、いろいろ気づかされる。気付いた点をメモ。


ベースを楽に弾くために3フレット4フィンガー

手の大きさから、1~12フレットまでのポジションでは、1フレットに対して1指の、4フレット4フィンガーとはならず、コントラバスのように3フレット4フィンガーを基本にしている。これはフレット3つ分を4本の指でカバーするので、手が小さくても無理なく押さえることができる。 これを徹底的にやらないと、ローポジションではきついことが判明。特に小指を使う場合は、薬指も補助的に使わないと、弦に負けてしまう。 また多くの場合、薬指単独では使わないが、同フレット異弦を弾く場合は小指とセットで使うことは多い。 またコントラバスの教本なんかでは、全音域での練習をやっているみたいだけど、ベースらしいことしかしないなら、12フレットまでの練習で十分だと思う。12フレット以上のハイポジションではフィンガリングフォームも変わってくるので、別物と考えてよいと思う。


アンサンブルの中でのベース

当たり前のことではあるが、基本的にベースはアンサンブル専用楽器。つまりアンサンブルの土台を固めるための楽器で、独奏をやるような楽器ではない。 しかしながら著名なミュージシャンでさえ、ベースらしからぬ派手なプレイをしていることはよくある。個人的には、そういうプレイは、どうも好きになれない。本来のベースらしいことで、魅力的なプレイをしてもらいたいと思ってしまう。 ということで、ベースの練習でも、他の楽器の音を入れておくべきだと思った。常に他の楽器のコードに対して、何を弾いているのかを意識できるメリットは大きい。 ベースを弾く人はギターかキーボードでコードぐらい弾けることは必須だと思う。

下はキーボードのコードに対して、ルートを白玉で弾いただけだが、全体のサウンドがイメージできる。ベースだけだとつまらないが、他の楽器が鳴っていれば、ベースの意味が見えてくるという例。 ベースよりもキーボードを弾く方が苦労した。コードの押さえ方もいろいろありえるので、コード進行に合った音使いとなると悩むところ。



下は同じコード進行に対して、4分音符でコードトーンを弾いてみた。いろいろなパターンで弾いてみて、まぁ気に入ったラインが下のベースラインだが、始め譜面を書きながら、ベースラインを考えようかと思ったけど、コードトーンだけ頭にあれば、何も必要ないことが判明した。ウォーキングベースとかって、こういう感覚なんだとちょっと思ったり。



楽器はギターメインで、ベースは必要なときに、まぁそこそこ弾けてればよい。細かなフレーズも弾かないと思うし、4分か8分までだろう。テクニック的に目指すところはかなり低い。力を入れるのは「安定さ」と「曲に合ったベースライン」かな。ベースとキーボードはセットで、週末に練習しようと思う。