2017/07/01

VSTi mda piano

mda pianoはVSTのフリーピアノ音源。 電子ピアノのYAMAHA CLP-100とPCを接続して生ピアノっぽい音を出したいときに、これを使おうと思っている。 ただ使用頻度は非常に少ないと思うので、忘れないようにメモだけ残しておくことにした。


ピアノ音源は、他にいくつか試したのだが、手軽さを重視したらこれになった。 音だけだったら、もっとピアノらしい音源もあったのだが、プログラムサイズがデカかったり、重かったり、不安定だったり、起動が遅かったり、何かと手軽ではなかった。

また弾いたときの感触はすごく重要で、全鍵盤において音量バランスが、それなりであることや、CLP-100のベロシティに対して自然に反応してくれる音源となると、なかなか難しい。

その点、mda pianoのサイズは1576kBと小さく、バランスも悪くなかった。少なくともCLP-100本体のFM音源よりは、ピアノっぽい音が出ている。ただ、弾いた感触はイマイチで、ベロシティの設定が追い込めなかった。一定以上の強さでは、何の変化も起きないという感じ。 対してCLP-100のFM音源は、生ピアノの音とは程遠いものの、鍵盤を弾く強さに応じて音質の変化も実に自然。当然といえば当然だが、ちゃんと調整されている。弾いたときは、こっちの方が気持ちよいということが起きる。

mda Piano
http://mda.smartelectronix.com/
パラメーターについて
Decay:音の減衰時間の設定。右にするほどサスティーンが長くなる。
Release:鍵盤を離してからの音が消えるまでの設定
Stereo Width:各鍵盤の定位の調整。右にするほど、高域は右、低域は左から音が出てくるようになる。
Tuning:上から全体のチューニング、ランダムチューニング、高域のストレッチチューニングの設定。
Vel Sens:ベロシティの調整。鍵盤を弾く強さ(速さ)に対して、音の強弱(音量)の調整。
Muffle:ローパスフィルター。Vはベロシティの調整。
Hardness:ピアノのサイズと明るさの調整。Vはベロシティの調整。
Polyphony:1~32ポリフォニックまで調整可能

共通操作として、Altキーを押しながらクリックするとデフォルト位置に戻る。

サンプル。普通にピアノに聴こえる。

ちなみに下はCLP-100。地味なFM音源モノラル音。音だけ聴くとイマイチだが懐は深い。


非力なマシンを使っていることもあって、ソフト音源は、何かとトラブルが多い。 mda Pianoは軽いためか、1時間ほど触っていても、まだトラブルには見舞われていない。 接続は、CLP-100からMIDI-USB経由で非力PCへ。PC内はSAVIhostでmda Pianoを起動してASIOでオーディオインターフェイスUH-7000へ出力。 レイテンシーも問題なく、思いのほか安定している。 ただ他のソフト音源でも言えることだが、楽器を弾いている感覚が希薄になってしまって物足りない。生ギターなんかと比べると、やっぱりON/OFFのスイッチを押している感覚。 ということで普段はCLP-100の音をそのまま使うつもり。こっちは楽器という感触があるので。