ピアノ練習 2018年 2回目

12キーすべてのメジャースケールを弾いてみる。 楽譜は見ないで、移動ドで考えて鍵盤上のパターンとしてとらえると意外と簡単という印象。 ピアノは基本楽譜とセットで考えて、移動ドなんて、邪道という気もするが、 趣味でコード弾くぐらいなら、移動ドの方が都合いいわ。実際にはドレミではなく1度とかP5とか言ってやってみた。

5線譜だと#やbが6個も付いたF#(Gb)はややこしい印象だが、鍵盤上でのパターンは構成音が分かりやすく、他のキーよりも簡単と思える結果となった。なあんだぁという感じ。鍵盤のパターンが染みついた後、譜面を見れば、アレルギーは起きないと思う。

鍵盤は、キーに関しては、ギターよりも見える化されているので、いろいろ発見しやすい。 例えば、#系は完全5度上がり、b系は完全5度下がっていく。その際に#系は7thの音がシャープし、b系は5度下がる前のスケールの7thがフラットするなど。まぁ単なる数列であるから、どうってことのない話ではあるが。対してギターは、ポジション移動を考えると混乱しやすいのね。

key=C

白鍵だけ使った基本となるスケール。

key=G

キーCに対してFがシャープしたスケール。以下F#まではシャープ系キー。

key=D


key=A


key=E


key=B

このキーで黒鍵は5個すべて使い切った状態。

key=F# (Gb)

キーBに対してEがシャープしてFになった状態。 もしくは、キーDbに対して、CがフラットしてBになった状態。

以下はフラット系スケール

key=F

キーCに対してBがフラットする。

key=Bb


key=Eb


key=Ab


key=Db


key=F# (Gb)の黒鍵だけ弾くと4thと7thを抜いたペンタトニックになる。ペンタだけを使ったアドリブなら、視覚的にも明確なので、まさに初心者のためのキーに思えてしまう。



ピアノは移調やらが厄介と思っていたが、とんだ誤解のようだ。 譜面から入らず、鍵盤のパターンを覚えてしまえば、とても簡単だった。 鍵盤上のパターンを覚えてしまえば、 譜面を見ても混乱しないはず。シャープが5個ついていれば、あのパターンだね。という感覚になればよいのだから。